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常日頃、就活をするときには「学生目線からの就職活動」だけでなく「企業・人事目線からの採用活動」にも目を向けなければならないと感じていて、本を読んだり調べたりして現状が分かってきました。

就活1年生のとき(2009年新卒のとき)より、就活2年生の今のほうが、断然思うところは多いです。それなりに色々な面接などを経験した上で、「さてもう1回」と冷静に見てみたときに、企業の採用活動にふと疑問を感じるわけです。単純なところでは、「初対面の人とグループワークをやる無意味さ」とか「他人に評価されてこその能力なのに、わざわざ自己PRしなければならない無意味さ」とか。「なぜ、企業は“学生時代にいちばん頑張ったこと”と“そこで苦労したこと”を聞くのだろう・・」とかね。

ここ最近は、企業の採用活動の現状を知りたくて本を読んだり調べたりしていたのですが、その方法はけっこう興味深いです。同時に、社会における自分の適正をきちんと見極めて社会人になりたいなと強く思わされます。

書いてたら長くなってしまったので、めずらしく「続きを読む」の機能を使いたいと思いマス。

【index】
・ゴリについて
・私の親のしつけについて
・企業の採用活動について




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この本は、あまりにも現代の就活の現場が分かってない母親に貸してしまい、いま手元にないので詳しいレビューができませんw

採用活動の王道のひとつといえば、「グループワーク」ですよ。SFC初期での苦い経験からすると、同じSFC生同士で3ヶ月かけて行うグループワークだって苦労するのに、出会って1分の相手と「さあ有意義な話し合いを!」と言われても無理って話ですよ。これはもうずっと思っていて、たぶん思ってる学生は多いと思うんだけど、(まぁグループディスカッションをすることにより見えてくる特性もそれなりにあるとは思うんだけど、)学生からしたらハタ迷惑な話ですよ。しかし多くの企業がその迷惑なグループディスカッションを求めてくるので、仕方なく参加するしかないのですね。(せめて15分間でいいから、「ふつう〜の雑談」をする時間を与えてくれれば、個人の性格がお互いに何となく分かるので、ディスカッションも有意義なものになる可能性が高いかと私は思いますが。)

とまあ、「いまの日本の就活の多くは茶番劇だ」という考えに基づいて書かれているので、読むと最初はまあまあスッキリします。騙し合いの就職活動、びっくりするくらい多いマニュアル人間(ほんと、びっくりするくらい多いよね)などなど、こんなふうに成り下がってしまった就活全般について分析している本です。読み終わると、「じゃあ・・どうしたらいいんだよ・・・」というヤルセナイ気分にります。でも「自分はこんな茶番劇には巻き込まれずに、主体的に生きたい!」とも思わせてくれます。

ただし、実態を淡々と述べているだけでもあるので、もう一歩踏み込んで「よい採用とは何か」「よい就活とは何か」を考えるきっかけになる本を読みたいなと思ったのでした。

そんでこの本(今日買ってさっき読み終わった)。


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私も、恐れ多くも「期待はずれの新人」に出会ったことがあります。あんなにキラキラしていたはずなのに、あんなに意欲があったはずなのに、少し放置して少し大変なことをやらせたらすぐにギブアップするのです。そんな経験が何回かあり、「第一印象は疑え」というのが信条となったりしました。

学校教育の内容がどんどん変化している中で、その教育を受ける若者にも当然変化があるわけです。この本は、その変化をきちんと見据えた上で、「じゃあそんな若者に必要なのはどんな採用方法なのか」という現実的な話が書いてあるところが良いなあと思いました。「過去はよかった・・」とか「昔はこうだった・・」とかに固執していない内容だと思います。『就活のバカヤロー』を読んで現状を客観的に見た上で、こっちの本を読むというのは順番としてはイイカンジかと。就活マニュアル本を読む暇があったら、こっちを読んだらいいかなと。(でも、「現状」を知るためにマニュアル本を読むのは良いと思います。ある意味楽しいし。)



話が前後するのですが、「教育」のあり方について最近考えることが多いです。特に、家庭での教育。親のしつけ。

私も年齢的には、「子ども(娘)」の立場から「親」になる立場に近づきつつあります。そこで思うのは、働き方とか職業の適性に、家庭環境とか親のしつけって相当関わってくるなあということで。自分の受けてきた家庭教育が良かったとは心から思えていない私にとって、それを豪語するのはちょっと抵抗ありますが、でも本当のことなので仕方ないです。

だってね。ゴリがどうやってゴリになったのか、ってことが気になるわけ。(ゴリっていうのは私の友達で、サークルの同期の代表だった人のあだ名)

・積極的
・人にオープンに接する
・誰とでも仲良くなれる
・熱い情熱がある
・とことんハマるタイプ


私が知る限り、ゴリにはこういう特性があって、どれも他人の追随を許さない高いレベルだと思うのです。ゴリのことを知ってる人なら分かるよね?

そこで言いたいのは、ゴリがすごいっていうより(ゴリもすごいんだけどw)、もっとすごいのはゴリの両親なんじゃないかって話です。自分に子供ができたら、ゴリの親に相談してみたいもん。




そこで、かくいう私は、どんな「しつけ」を受けてきたんだろう・・と考えたときに、ひとつ思い当たることがあります。それは

 『みんな』のことを自分に重ねて話すと、激怒された。


ってことなのですね。(思い出すと切なくなる・・)
でもこれが今の自分に相当な影響を与えているというのは間違いなさそう。

簡単に言うと、「みんなこうしてるから〜」とか「世の中ではこうだから〜」とか「みんな持ってるから私も〜」って理由が、細かいレベルでとにかく通用しないわけです。あくまでも細かいレベルで。

自分の価値観をとにかく持て、って耳タコのごとく言われていた記憶があります。


コトは幼稚園児代から始まります。

3時のおやつ。
みんなが持ってるものは・・かわいいラムネとか、カラフルなチョコとか、流行りのグミとか、オレンジジュースとか。4歳や5歳の私にとってはとても魅力的。

でもうちの母が私に持たせるのは「大根の切り干し」と「せんべい」。


ちーん・・


(4歳の娘に「合成着色料の危険性」を教えていた母親も相当すごいと今気付きましたが。。)


かわいい流行の洋服は一切着させてもらえなかった小学校時代(だからその反動で今は洋服にお金をかけてしまうのかもw)、高校のクラス全員が持ってる中、私だけ絶対に持たせてもらえなかった携帯電話、というかいわゆる「ハヤリモノ」に関しては、一切!一切!買ってもらえなかった。たまごっちとか。笑。「それは本当にゆうみが欲しいものなの?世の中で流行ってるから欲しいだけなんじゃないの?」と言われて、「そうかも・・」と思ってしまうことが多かったのですね。まあ私にも説得力が無かったのです。大学1年のときも、その名残で一人暮らしはさせてもらえなかったけれども、遠方から通う体力の限界などを客観的に判断して、2年生から一人暮らしが実現したという感じですねえ。

妹とはこういう過去のしつけ話で延々と24時間でも48時間でも話し続けられるくらい、全体的に壮絶なしつけだったと思います。(おかげで妙な反発心と妙な真面目さが備わった難しい性格になってしまったと思う・・・)


ああああ話がズレた。要は、「そんなしつけにこだわってきた母は、私にどんな人間になって欲しかったのか」を考えるわけです。そういう見方で適正を考えるのも面白いなあと思ったりもしました。そんなことを考えていたら、この本の中に「親のしつけは重要な判断ポイント」というセクションがあって、その考えはあながち間違っていないと思います。

頑張り抜く力、だとか、考える力、みたいなものは、親のしつけが相当な影響を与えているのではないだろうか。。これについては漠然と思っているだけなので、もうちょっと裏付けが欲しいところです。




「採用活動」に目を向けてみて分かったことは、学生の就活が大変なのと同じくらい、あるいはそれ以上に、企業の採用活動が難しいってことで。そんな、難しい採用活動の相手である私たちに必要なのは、「採用してよかった」と思ってもらえる人材に自ら成長すること、なのではないかと思うのです。絶対に自分こそは、期待はずれの人材になんてしたくないなと。

うーーーーむ・・

むずかし・・


はやく成長して、若者を指導する立場になりたいものですな。

そしてそんな存在になるためには、まだまだ勉強が必要です。というわけで、また。もう朝じゃん。おはよ。。。文章長くてすみません。
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自己紹介:
 
1986/08生まれ23歳。
広告会社勤務。

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